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敬称略順不同

斎藤京子(俳優)

人間が考えたとは思えない衝撃的な脚本で、終始圧倒されました。
鑑賞後も、しばらく胸のざわつきが鎮まらないほどの怖さがありながら、
それ以上に面白さが勝つ物語が見事に映像化された、最高の作品でした。

綾辻行人(作家 )

「いわくありげな古い人形」というおなじみの題材に油断していると、そのぶんとても怖い目に遭うことになるでしょうから、ご用心を。決して奇を衒ったりはしない、真正面からの取り組みで丁寧に積み上げられたディテールが、物語の展開とともに活きてきて、定番的な恐怖シーンにもことごとく力が宿る。このありようは実に見事です。
結末の暗い余韻に重なって流れはじめる主題歌は、ずっと真夜中でいいのに。の新曲「形」。これも見事──絶妙ですね。

中川翔子(歌手・タレント・声優・俳優・イラストレーター )

可愛くて怖い。この映画の人形を見た時に昔、実家にあった日本人形を思い出した。昼間と夜中とでは印象が違う。表情も時々変化して見えた。そんな思い出と重なり身近な可愛さと恐怖が振り子のように揺れながら迫ってくるような映画。油断した時にふと振り向いたら目の前に居たら、、背筋が凍りつく!カワイイ恐怖が瞬きもなく観ている!観ているのか、観られているのか!恐怖心の五感が考えずに感じている!

マユリカ 中谷(芸人)

話すと長くなるので割愛しますが、僕の家はひょんなことから「さゆり」という名前の精巧なドールがいる、この鈴木家と同じドールハウスですなので僕は、視界の端にそのドールがいる状態でこの映画を視聴するという、多分この映画を観る上で一番最悪な形の視聴の仕方をしてしまいました…
何箇所か反射的に目を背けてしまうような怖すぎるシーンもありましたし、尻上がりにテンポ感とテンションが上がっていって、主演のお二人はもちろんのこと、風吹ジュンさんの演じるお母さんの安定感、あと特に田中哲司さん演じるキャラクターが最高です!
カメラにまつわるシーンはどれもこれも痺れます!!
僕の場合、家に帰ったらホンマにドールおんねん!矢口監督勘弁してくれや!!

マユリカ 阪本(芸人)

僕は矢口史靖監督の「WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜」が1番好きな映画は?と聞かれたら答えるくらい好きなのですが、どちらかと言えばコメディ映画のイメージのある矢口監督のゾクゾクする映画ですごく心掴まれました。
日常に潜む恐怖から、魂との直接対決に巻き込まれていく疾走感がすごくて、部屋が真っ暗になってからのシーンは緊迫感がすごかったです。ラジオの企画で僕が相方に人形をプレゼントしたら、魂が入ってしまいラジオに変な声が入るようになったことがありました。
人形は大人になってから大事にするのは怖いんです。
あと人形を運ぶためのカバンが妙にリアリティがあって印象に残ってます。

橋本京明(ラスト陰陽師・占い師•YouTuber)

人としての軸を大切にしないといけないという部分に感動しましたし、
改めて考えさせられました。
この先どうなるんだろう…と気になります。
『ドールハウス2』の制作を希望致します。

真奈(タレント)

ああ、よくある“人形系”かと思いきや、良い意味で予想を裏切られました!伏線の回収までとてもスムーズで気持ちがよく、まさに“ドールミステリー”と呼ぶにふさわしい作品でした。恐怖の中にも家族の絆や愛情が描かれていて思わず涙する場面もあり、心が大きく揺さぶられるような体験でした。この臨場感はぜひ劇場で味わっていただきたいです!

佐伯ポインティ(マルチタレント)

ジェットコースターの
ゾクゾクを楽しんでる時に
ふと隣の席を見たら
人形がこっちを向いてた
みたいな悪夢的映画です

コウイチ(動画クリエイター)

骨董市から人形を入手するなんて何も起こらないはずがない。
みんなもきっとそう思うはずだ。
そんな冒頭に俺はすっかり心を掴まれたよ。
緊張感あるシーンが多くて最後まで目が離せなかったね。
家に帰ってすぐママに尋ねたよ。「うちに変な人形はいないよね?」ってね。

あにゃ(イラストレーター)

アヤちゃんという人形が登場してからのインパクトで結末まで惹きつけられました。一度見ると忘れられない存在感で、アヤちゃんが画面に映るたびに次は何が起こるのか?と休む暇なくドキドキさせられてしまいます。本作はドールミステリーがテーマですが、長澤まさみさん演じるお母さんがアヤちゃんの髪をとかしたりおしゃれな服を着せてあげたり…母の愛が伝わるシーンが印象的です。

年相応の「ちょっとおませでキュートな女の子」をイメージしてアヤちゃんを描きました。映画の中では何を考えているのかイマイチ読み取りづらい彼女ですが、こんなアヤちゃんも面白いかも?と想像を膨らませるのが楽しかったです!

見里朝希(監督・ストップモーションアニメーター)

人形を題材にした作品は古くからありますが、登場人物のリアクション、恐怖演出の方法などに唯一無二の今時さを感じました。
アヤちゃんに翻弄される人々にクスッと笑えたり、熱くなれるシーンもありますが、全て怖さが基盤にあるので油断大敵です。

アヤちゃんに遊んでもらうために、7年ぶりに『マイリトルゴート』のハウスを組み立てました。愛する我が子を失って悲しみに暮れる母親という点では近しいものを感じますね。しかし、『ドールハウス』はまた違った路線で丁寧に演出しているのが素晴らしかったです。

大森時生(テレビ東京 プロデューサー)

人形は愛らしくて、可愛くて、不気味で、怖い。
「ドールハウス」にはそんな人形の魅力がふんだんに詰まっている。
微笑むドールたちは無垢なまま、こちらをじっと見つめてくる。何かを語りかけてくる。
この映画は、そんな“おままごと”の皮をかぶった異界の寓話だ。