※ネタバレ注意 このページは映画『ドールハウス』を未鑑賞の方には絶対にシェアしないでください アヤちゃんが怒ります
人形収集家の家で大量の人形が並ぶ中、本編では人形でないものが紛れ込んでいます。お気づきでしたか…?
マンションの廊下に沢山並んだアヤ人形と佳恵のツーショット写真の中に、二人がペアルックで頭にサングラスを載せているお茶目なものがあります。
かくれんぼのシーン。すりガラス越しに笑う真衣役の池村碧彩さん。実はマウスオープナーで口を大きく開けて笑っています。この違和感に気づけましたか?
かくれんぼシーンの直前、リビングにいた長澤まさみさん演じる佳恵が結った髪をほどくときの手が、実は別人の手でした。手の動きに注目してぜひもう一度映画館でご覧ください。
田中哲司さん演じる呪禁師・神田。呪禁師とは奈良時代まで実際にあった役職で、呪術を用いて病気治療や災いを予防し、鬼や邪気をはらう役目を担っていましたが、平安時代以降、呪禁師の制度は廃止され、姿を消しました。神田は密かに技を継承してきた最後の呪禁師であり、人形供養を専門としています。神田のバッグの中身は主に、法術経典、振り子式ダウジング機一式、折りたたみ式祭壇、金属探知機、塩湯(えんとう)※佳恵と忠彦の入室時に振りかけるもの、榊の葉※塩湯を振りかけるのに使う葉っぱ、ティンシャシンバル※祭壇の前で鳴らす小さな鐘。祭壇の上に置く、御幣、盛り塩、盛り米、神鏡(しんきょう)、ロウソク。円形計算尺※「3倍で拡大コピーしてください」の時に神田が使っているもの、ハンディスキャナー、携帯コピー機、緩衝材とガムテープ。
冒頭のシーンで出てくる警察官2名。実は画面に向かって右側の宮里拓朗さんは元警察官の役者さんです。
このシーンは何もないふつうの公園に数々の骨董品を運び込み、半日ですべてをイチから作り上げています。佳恵がアヤ人形に初めて出会うシーンだけに、リアリティが重要。美術部、装飾部が緻密にシーンを作り上げました。
矢口監督オリジナル脚本の作品は全て主人公の名前が「鈴木」であり、『ドールハウス』でも鈴木家にアヤ人形がやって来ます。日本ではポピュラーな名字の「鈴木」さんとすることで、どこにでもいる普通の人ということを象徴しています。
幼稚園の先生、名札には「やよいせんせい」とあります。フルネームの設定は「伊丹弥生」さん。矢口監督作品には必ず登場する常連です。矢口監督の大学時代の友人で、自主映画の手伝いをしてもらったお礼として「作る映画に必ず名前を出す」という約束を今も守っています。
瀬戸康史さんがランドリーバッグに○○を捕らえたシーン。袋の中で大暴れする○○ですが、実は瀬戸さんの腹話術的な一人芝居です。本人の右手を袋の中に突っ込んで暴れさせ、作り物の右手が袋を支えているのです。映画館でもう一度よーくお確かめください。
麺打ち棒で殴られる袋をかぶった○○は最初から右手にビー玉を握っています。手にも注目してご覧ください。
ラストの現実と幻想が入り混じるシーン。どこが現実で、どこが幻想か。佳恵の髪の毛の長さに注目すると解ります。
洗濯機、CTスキャン装置、トンネル、大釜、甕棺(かめかん)※棺、鏡などあの世とこの世を繋ぐのはいつも丸い穴。
13のトリビアを踏まえて、もう一度映画館で真相を確かめよう!
映画『ドールハウス』鑑賞者限定 特設ページ
※ネタバレ注意
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アヤちゃんが怒ります
1.人形
人形収集家の家で大量の人形が並ぶ中、
本編では人形でないものが紛れ込んでいます。
お気づきでしたか…?
2.壁に飾られた写真
マンションの廊下に沢山並んだアヤ人形と佳恵のツーショット写真の中に、
二人がペアルックで頭にサングラスを載せているお茶目なものがあります。
3.かくれんぼ
かくれんぼのシーン。
すりガラス越しに笑う真衣役の池村碧彩さん。
実はマウスオープナーで口を大きく開けて笑っています。
この違和感に気づけましたか?
4.手
かくれんぼシーンの直前、リビングにいた長澤まさみさん演じる佳恵が結った髪をほどくときの手が、実は別人の手でした。
手の動きに注目してぜひもう一度映画館でご覧ください。
5.呪禁師・神田
田中哲司さん演じる呪禁師・神田。呪禁師とは奈良時代まで実際にあった役職で、呪術を用いて病気治療や災いを予防し、鬼や邪気をはらう役目を担っていましたが、平安時代以降、呪禁師の制度は廃止され、姿を消しました。神田は密かに技を継承してきた最後の呪禁師であり、人形供養を専門としています。
神田のバッグの中身は主に、
法術経典、振り子式ダウジング機一式、折りたたみ式祭壇、金属探知機、塩湯(えんとう)※佳恵と忠彦の入室時に振りかけるもの、榊の葉※塩湯を振りかけるのに使う葉っぱ、ティンシャシンバル※祭壇の前で鳴らす小さな鐘。
祭壇の上に置く、御幣、盛り塩、盛り米、神鏡(しんきょう)、ロウソク。
円形計算尺※「3倍で拡大コピーしてください」の時に神田が使っているもの、ハンディスキャナー、携帯コピー機、緩衝材とガムテープ。
6.警察官
冒頭のシーンで出てくる警察官2名。
実は画面に向かって右側の宮里拓朗さんは元警察官の役者さんです。
7.骨董市
このシーンは何もないふつうの公園に数々の骨董品を運び込み、半日ですべてをイチから作り上げています。
佳恵がアヤ人形に初めて出会うシーンだけに、リアリティが重要。
美術部、装飾部が緻密にシーンを作り上げました。
8.鈴木
矢口監督オリジナル脚本の作品は全て主人公の名前が「鈴木」であり、『ドールハウス』でも鈴木家にアヤ人形がやって来ます。
日本ではポピュラーな名字の「鈴木」さんとすることで、どこにでもいる普通の人ということを象徴しています。
9.伊丹弥生
幼稚園の先生、名札には「やよいせんせい」とあります。
フルネームの設定は「伊丹弥生」さん。
矢口監督作品には必ず登場する常連です。
矢口監督の大学時代の友人で、自主映画の手伝いをしてもらったお礼として「作る映画に必ず名前を出す」という約束を今も守っています。
10.ランドリーバッグ
瀬戸康史さんがランドリーバッグに○○を捕らえたシーン。
袋の中で大暴れする○○ですが、実は瀬戸さんの腹話術的な一人芝居です。
本人の右手を袋の中に突っ込んで暴れさせ、作り物の右手が袋を支えているのです。
映画館でもう一度よーくお確かめください。
11.ビー玉
麺打ち棒で殴られる袋をかぶった○○は最初から右手にビー玉を握っています。
手にも注目してご覧ください。
12.現実と幻想
ラストの現実と幻想が入り混じるシーン。どこが現実で、どこが幻想か。
佳恵の髪の毛の長さに注目すると解ります。
13.丸い穴
洗濯機、CTスキャン装置、トンネル、大釜、甕棺(かめかん)※棺、鏡などあの世とこの世を繋ぐのはいつも丸い穴。
13のトリビアを踏まえて、
もう一度映画館で真相を確かめよう!